GatlingのrecorderのGUI上にある主要な設定項目について説明を書いていこうと思います。基本的にはあまり変更せずに使うことができますが、「CSSなどのリソースをリクエストしない」などの細かい設定を調整することができます。

あと、大前提ですが、GatlingのrecorderはブラウザとWebサイトの間のプロキシとして間に入ってリクエストを記憶していくため、その時のポートやHTTPSの証明書をどうするかといった設定があります。

 

Network Listening port プロキシのポート番号を指定します。
HTTPS mode HTTPS通信をする場合のプロキシの証明書を指定します。
デフォルトでは自己証明書となるので特に制約がなければこのままで問題ないです。
recorderが中間者攻撃と認識されてしまうため、自己証明書ではサイトが開けない場合は設定を変更して証明書を指定します。
Outgoing proxy 会社のネットワークでproxyサーバを利用している場合などにその接続情報を指定します。
対象のサイトが直接アクセス可能な場合は特に設定不要です。
Simulation Information Package, Class Name レコードしたコードのパッケージ名とクラス名を指定します。
負荷試験を実行する際にこの名前が表示されますので、わかりやすい名前にしておくとよいと思います。
パッケージ名の有無は任意ですが、生成されるソースコードのフォルダがパッケージで分かれるので分かりやすいパッケージ構成にしておくとあとあと楽になります。
Follow Redirects チェックが付いている場合はリダイレクト(301, 302, 303, 307)を検知する設定となります。
特に理由がなければチェックしたままでよいかと思います。
チェックを外すとリダイレクトが返ってきた場合はリダイレクト先まではアクセスしなくなります。
Infer html resources CSSや画像ファイルなどのリソースをリクエストするかどうかの設定になります。
Automatic Referers HTTPヘッダのリファラを自動的に付与するかどうかの設定になります。
Remove cache headers Gatlingがキャッシュを使うかどうかの設定を行います。
チェックを入れるとキャッシュを保持しないようになります。
Save & check response bodies チェックを入れるとレスポンスボディ値を保存して、シミュレーション中にレスポンスボディの値が正しいかチェックを行うようになります。
Output Output folder コードが出力されるフォルダを指定
負荷試験実行時にはuser-files/simulationsフォルダ以下が自動的に読み込まれるので、基本的にはデフォルトのままにしておいた方が無難です。
Encoding 文字コードを指定します。デフォルトはUTF-8です。
Fileters Whitelist JAVA正規表現を使ってホワイトリストを作ります。指定したリクエストのみが保存されます。
Blacklist JAVA正規表現を使ってブラックリストを作ります。指定したリクエストのみが保存されなくなります。
CSSを保存した良くない場合は「.*\\.css」のように設定します。
Strategy ホワイトリストかブラックリストのどちらを優先するかを選ぶことができます。