資産の貯蓄や積立、取崩しを計画する際の計算に役立つ「6つの係数」というものがあります。

FPの勉強をするときには最初に出てくると思いますが、覚えることに苦労したため、それぞれの係数について理解できるように整理してみました。

元本の複利運用のための終価係数と現価係数

終価係数と現価係数は一定の元本を複利運用していくときの計算に使います。

利子を含めた最終的な金額に現価係数を掛けると最初に必要な元本が求まります。
最初の元本に終価係数を掛けると最終的な金額が求まります。

元金(x)を利率(R)で運用した場合の、Y年後の貯蓄額(y)を求める計算式は以下になり。これが終価係数で、この逆数が原価係数になります。自分で計算せずとも係数表がありますので、あまり覚える必要はないですが。

積立預金の複利運用のための減債基金係数と年金終価係数

年金終価係数と減債基金係数は、毎年一定額を積み立てる複利運用の計算に使います。

最終的な預金額から毎年の積立額を求めるための係数が減債基金係数、毎月の積立額から最終的な預金額を求めるための係数が年金終価係数です。

毎年の積立金(x)を金利(R)で運用した場合のY年後の貯蓄額(y)を求める計算式は以下になります。これが年金終価係数で、この逆数が減債基金係数になります。

預金の取崩し運用のための資本回収係数と年金原価係数

資本回収係数と年金原価係数は、元金を複利運用しながら毎年一定額を取崩していく運用の計算に使います。

元金から毎年取崩す金額を求めるために使う係数が資本回収係数、毎年取崩す金額から必要な元金を求める係数が年金原価係数です。

元金(x)を毎年一定額(y)、ある期間(Y年)で取崩していった場合の計算式は以下になります。これが資本回収係数で、この逆数が年金原価係数になります。